■歯科用CAD/CAMとは?
CAD:Computer Aided Design(コンピューター支援設計)、CAM:Computer Aided Manufacturing(コンピューター支援製造)の略で、コンピューターを利用して、おもにオールセラミッククラウンを作製するシステムのことを言います。
■歯科用CAD/CAMシステムを利用したオールセラミッククラウンが発達してきた理由
1.歯科用金属に含まれるレアーメタルの需要の拡大に起因した価格の高騰
2.オールセラミッククラウン作製の時間的コスト(手作業で作製した場合)
3.少子高齢化および歯科技工学の不確定な将来像等による歯科技工士の減少
4.金属アレルギーの問題
以上のことが要因となって、歯科用CAD/CAMを使用したオールセラミック修復に対する需要が、患者サイドおよび医療サイドの双方において高まってきています
CEREC PrimescanとinLab MCX5を2階矯正治療室に設置 | inLab MCXLも矯正治療室に設置 |
CEREC PrimescanとinLab MCX5
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口腔内を印象し、咬合器装着後 CEREC Primescanで支台歯をScanする。 |
咬合器上でワックスアップした模型をScanする。 |
ワックスアップ模型のscan | ワックスアップ模型のscan |
歯列の設定 | 支台歯軸の設定 |
パラメーターの設定 | バイオジェネリックコピーで
ワックス
パターン をコピーし、最終補綴物のイメージ |
ディスクミリング後のイメージ | inLabMCX5でミリング終了 |
ジルコニアディスクを取り出す。 | |
歯の型を採らずに赤外線カメラで直接、形成した歯をスキャンして作製すればOne Dayでも製作可能ですが、歯型をとって、その模型をスキャンしセレックで切削後、技工士が適合の修正・ステイン・つや出しを行う方がより適合の良い審美的なオールセラミッククラウンが作製できます。当院では、すべてのオールセラミッククラウンをこの方法で作製し、より審美的で適合の良いオールセラミッククラウンを提供しています。 |