失活歯(歯髄を取った歯)を審美修復する場合は、全体を細く削ってオールセラミッククラウンを装着しますが、生活歯(歯髄の生きている歯)、特に虫歯も何も無い状態で審美的理由で修復をしなければならない場合(例えば、歯冠離開や変色歯)は、歯牙全体を削らなくて歯の表面を表側だけ約0.8mm~1.0mm位削ってセラミックを貼り付ける方法を用い、この方法をラミネートベニアといいます。当院では、ラミネートベニアをセレックで製作するため、技工士が手作業で作製する場合に比べて2倍強の強度があります。
<<実際の症例>> |
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症例1:59歳女性。上顎前歯4本が小さくて歯間部が離開している場合 |
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上顎前歯4本が小さく、歯間部が離開し 子供のときからコンプレックスを持っていた。 前歯4本の唇側表面だけ削合し、 ラミネート ベニア(セレックで製作)を装着 |
裏側は、自分の歯なので噛み合せも変わらない。 |
症例2:55歳女性。上顎右側中切歯歯根破折し左側中切歯が変色している場合 |
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上顎右側中切歯歯根破折のため抜歯し、同部にインプラント植立(2回法)。 上顎左側中切歯にはラミネートベニア、右側のインプラントにはセラミックアバットメントを装着(セレックで作製) |
上顎右側中切歯にはオールセラミッククラウンを装着(セレックで作製)オールセラミッククラウン(右側)、ラミネート ベニア(左側)共、裏側は金属色が見られない。 |
症例3:上顎側切歯が小さく正中(真中)が離開している場合 |
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上顎側切歯(2番目の歯)が小さく、
中切歯 (一番目の歯)が離開している。 まず矯正を行い、正中の離開を解消 |
ラミネートべニアをセレック3Dで作製し左右側切歯に装着 |
当院では、ラミネートベニアをセレックで製作するため、 技工士 が手作業で作製する場合に比べて2倍強の強度(160MPa)があります。 ラミネートべニア 50000円(消費税別) |